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参加キャラクター
名前種族:性別職業 HPMP武器(AT) 備考
ヒメカトリアドワーフ:女性戦士 3109 182ロングロード(4) 初参加PC
ナブラドワーフ:男性発明家「魔術師」相当クラス 1057 145スタッフ(1) PC、PLとも初参加
ヒメカトリア「んぁ?ヒメカはアタシだけど、なんか用?
 何か面白いことでもあんの?ん~ぅ?っふふふふ♪」
ナブラ「ええい!何につけても金だ、金!全く世知辛い話ではないか。」
「『魔法の草』買います」
ここは交易都市リューンの郊外にある『片角の牡鹿亭』。
時代が時代ならシャンプー代を節約出来そうな親父さんと
髪のトリートメントに余念がない娘さんが営んでいる典型的な冒険者の宿で
一階が酒場、二階が宿泊施設になっています。

【急募】
マナの草 1本100spで買取ります。
-賢者の塔 植物学研究室-

この日、賢者の塔ではこのような募集が貼り出されており
塔へ貢献したいと思ったのか、個人的な収入のためかは解りませんが
この募集を見た一人のドワーフが宿を訪ねてきていました。
ヒメカトリアマナの草100spか…これってどうなんでしょうね。得なのかどうか。
個人的には平時なら50spが妥当かなとか根拠もなく思ってたりはするけど。
ナブラ急に必要になってかき集めているのでしょうか。
GM募集は今回だけです。ご注意を。
ヒメカトリアああ、はい、それは大丈夫です。わかってます。
[GM]親父「いらっしゃい。仕事の依頼ですかな?」
ナブラ「うむ、マナの草を急遽集めたいのだが…。」
[GM]親父「なるほど…マナの草ね。 」
ヒメカトリアっていうかマナの草か…。
野生のを採取してくるには判別が難しすぎるっていう話だし
そもそもヒメカさん心3しかないんですけど、何をどう手伝うことになるのやら…。
GMちょっと解説入れます。
マナの草とは、特定の植物というわけではなく魔素(マナ)を取り込んだ植物です。
主に古代遺跡の周辺に生えるとされ、遺跡が持っていた魔力が周囲に影響を与えて
この不思議な草を発生させているのではないか?と言われています。
また、特定の植物ではないため、魔力の有無を知る技術が無ければ採取は困難とされています。
GM今回は以上を知っているという前提で進めますが、次回以降は
マナの草についての詳細を知るにはダイスによる知識判定が必要となります。
依頼人がマナの草欲しいって言って来てるから、ダイスで判定失敗とかすると
ちょっとシャレにならないので、自動解説という処理にしました。ご了承下さい。
ナブラはい。
ヒメカトリアああ、そういう理由が…なるほどw
まあ、依頼人から聞いてあったっていうことにするのでも。
見学者Aいっそ親父さんが助け舟で図鑑を出してくれたとかw
GMまぁ親父のリアクションから解説入ってるし、多少は親父もフォローしたんでしょうな。
ナブラではそれを見つけたということですかね?
GM場所の目星はついてるけど、詳しくは現地での調査が必要でしょう。
魔力感知も賢者の瞳もその辺分析出来る仕様です。
ナブラ「…量が必要なんだが、目星は既についておる。しかしな…。」
[GM]親父「マナの草の採取に行くなら、護衛が欲しい所ですな。」
ヒメカトリアああ、そういう…そっか、遺跡とかの近くまで行くなら、確かに。
ナブラ「うむ。誰か適任者はおらぬか?」
[GM]親父「そうですな…あ、おーいヒメカ!ちょっと良いか?」
GM親父は酒場でのんびりしていたヒメカトリアに声を掛けました。
ヒメカトリア「ぁ?なーに?」
[GM]親父「こちらのナブラさんが、採取に護衛が欲しいそうだ。」
ヒメカトリア「採取?なんの?護衛?護衛がいるようなそんな危険な場所で何の採取?」
ナブラ「…ふん。ドワーフの小娘か。ま贅沢は言うまい。」
ヒメカトリア「…ぁ゛?ナブラ…っていったっけ?なんなら勝負(物理)する?お?あ?」
ナブラ「ヒィ…こんな、か細いじじいに向かって!」
ヒメカトリア「…くふっ♪じょーだんじょーだん♪で、どこで何の採取?」
ナブラ「マ、マナの草じゃよ。場所の見当はついとるから、護衛を頼みたいと思うての。」
ヒメカトリア「…マナの草…って、えーと、それって…えーと…。」
ヒメカトリア知識判定はなしでナブラさんから話を聞いた、っていうことでいいかな?今回は。
[GM]親父「魔法力を持った雑草だ。」
[GM]給仕の娘「雑草なんていう植物はないけどね。」
[GM]親父「特定の種じゃないからそう言わざるを得ないんだよ。」
ヒメカトリアあ、親父さん&娘さんアリガトウ。
ヒメカトリア「ああー…あーあーあー…うん、知ってる、知ってるよ?
 ちょっとど忘れしただけだから。」
ヒメカトリア(この心3戦士はたぶん知らなかったのであろう。)
ヒメカトリア「んで、どこまで行くの?あと、報酬は?」
ヒメカトリア場所と報酬の情報はまだ出てなかったはずだけど、これは…親父さんからかな。
ナブラ1本あたり100spを折半だと思ってた。
ヒメカトリアあー、そうか。今回は出来高制かあ。
[GM]親父「マナの草が見つかれば、1本100spで賢者の塔が買い取るそうだ。
 一応冒険者ギルドのルールに則って、集めたマナの草そのものは
 君たちの物としても良いかもしれないが…。」
ヒメカトリア「いや…そんな雑草、アタシは使わないから貰ってもしょーがないし…。」
ヒメカトリア横領ルートktkr
見学者A横領っていうか、必要な分より多い分はってとこでしょうか。
[GM]親父「その場合、紹介料は最低限頂きたいがね。200spほどだ。」
ヒメカトリア賢者の塔に請求すれば紹介料分は経費として落ちるのかな。
あ、でも元々「1本100sp」っていう条件だから、それ以外は出ないかな…。
GM経費はちょっと厳しいですね。まぁ沢山集められれば黒字になりますさ。
ナブラナブラさんは探さないと赤がでるかもしれない、と…。
ヒメカトリアナブラさんが塔から正式な仕事として請けたっていうより
あくまで募集(買い取り)に対して自主的に動いてる感じですしね。
ナブラ200spはナブラさんの懐から出しておいて
あとで分け前回収のときに計算するという形ですか?
GM手に入ったアイテム自体には親父は関与しないから
それはそっちで分配してくれっていう形式。
ナブラは依頼人だから一応提案する権利があります。
ヒメカトリア「ま、いーよ、草むしりぐらい。
 採るのは一本だけじゃなくて、場所も目安ついてんっしょ?
 いっぱい見つかればそれだけ儲かるかもしんないし、山分けってことで?」
ヒメカトリアしかし私から提案する。
ナブラこの場で200spは払ってしまったほうがわかり良いですね。
GMそれでマナの草2本をナブラが貰えればバランスは取れるんじゃないかな。
マナの草2本を紹介料補填にあてて、残りを半分コってのが無難かも。
ナブラ「まあ、紹介料分の2本はわしがもらって後は半分ずつでいいかな?」
ヒメカトリア「んー…ま、それでもいーよ。」
ナブラ「5本の場合にわしが4、お前が1…という風にはセンよ。」
ヒメカトリア「えーと…えーと?うん、まあいいや。
 そうと決まったらさっそく出発する?」
ナブラ「おお、気が早いのはいいぞ。気に入った。」
ヒメカトリアこの心3戦士、細かい計算を投げ出した模様。
ナブラ5本の場合は、紹介料200、残りの300を2等分する方針で。
ヒメカトリアああ、うん、そのあたりは大丈夫。
PCは計算投げ出したけど、PLはちゃんとわかってますw
※ヒメカさん(PC)はたぶん全くわかってないけど、特に問題はない。
ナブラ※たぶん根は甘いのでよしなにします。
ヒメカトリア「んじゃ、改めて、アタシはヒメカトリア。よろしく、ナブラ。」
ナブラ「うむ。」
ナブラ仲介料はもう払った扱いでいいですよね?
ヒメカトリアもう払った扱いで、その分、草2本をナブラさんがもらう、と。
GMはい、ナブラの所持金から200spが引かれます。
ナブラ* 仲介料(200sp)支払い *
[GM]親父「まいど。因みにその採取場所ってのは、ルガガ遺跡付近ですかな?」
ナブラ「そうなんじゃよ、やはり、わかるか?」
ヒメカトリアすごく…聞き覚えがある名前です…。
[GM]親父「やっぱりな。あそこはここから一番近いし、俺も思い当たったのよ。」
GMマナの草自体は遺跡周囲の地質に生えてくるので
今回は遺跡そのものに侵入する必要性はないです、と明言しときます。
ヒメカトリア「ルガガ遺跡…って、ドコ?ここからそんな近いの?」
ヒメカトリア訪問経験でもない限りは基本的に知らない設定でいいよね…。
と思ったけど、厳密にするなら知識判定すべきだった…。
けど、流石に面倒だから今回はこれでイイヨネ。
[編注]本セッションはCWCRPG初参加のナブラPLのための歓迎(簡易)セッションにつき。
[GM]親父「数時間で行けるよ、ガガ村から近い。」
GM親父が教えてくれる。宿なら多少補助してあげます。
ヒメカトリアああ、そういうのもあるんですね。親父さん便利。
ヒメカトリア「おぅ、ホントに近いねぇ。なんかモンスターが出たりはすんの?」
[GM]親父「遺跡には凶悪なゴブリンが住み着いてた事があったよ。
 村も襲撃された。ゴブリンロードが居たらしくてな。」
ヒメカトリア「うへぁ…ロードって…ん?でも『あった』『居た』って、過去形かぁ。
 今も居れば、それはそれで面白…ゴホン!ナンデモナイヨ。」
ナブラ「………。(血の気がおおい小娘じゃ。)」
ヒメカトリア面白ければなんでもいい。そういうキャラゆえヾ(*´∀`*)ノ
見学者Aこの人数でロードやるとなると面白いではすまなくな(ry
ヒメカトリアPL的には、正直、万が一ロード戦とかなったら本気で死ねるw
[GM]親父「お察しの通り、そのゴブリンロードは既にこの宿のメンバーが討伐済みでな。
 大きな危険は無いはずだ。日の高い内に村まで戻る様にすれば大丈夫さ。」
ヒメカトリア「へぇ…この宿の奴が…。(何気に結構すごい宿なんだよね~、ここ。何故か。)」
GMさて、ではそろそろガガ村に向かって移動って事でいいかな?
ヒメカトリア「うっし。んじゃ、出発しよっか。」
ナブラ「おーお、行動が早いの。」
ヒメカトリアというわけで、移動しますか。
ナブラでは移動します。
[GM]親父「ヒメカも気をつけて戻って来いよ!」
ヒメカトリア「じゃ、行ってくるよん。」
GMはい、では出発~。
宿を出て数時間後、2人はガガ村に辿り着きました。
ルガガ遺跡はこの村を経由しなければ到着する事が出来ません。
GMといってもガガ村自体には用はないので
問題無ければそのまま遺跡の方に進んでしまいます。
ヒメカトリア「ふーん、ここがガガ村か…なんかつまんなそうな村だなぁ。なんもなさそう。」
ナブラ「特に用もないじゃろう。さっさといくぞ!」
ヒメカトリア「そだね。特に何かするでもないし、さっさと遺跡に行こっかね。」
麦畑の広がる村、その東側にルガガ遺跡はあります。
ナブラの先導で、二人は森へと分け入って行き30分程が経過しました。
遺跡に続く道は、たまに人が通ってると解る程度に足跡がありました。
しかし、遺跡はもう少しで着くという所ですが、その足跡はこの辺りで途切れています。
ヒメカトリア「ねぇ~、まだ着かないの~?」
ナブラ「あと少しじゃよ、辛抱せい。」
ナブラ足跡は要鑑定ですか?
GMちょっと推測するなら知識判定ですね。
ナブラじゃあ、せっかくなのでやってみます。
ヒメカトリアさあ…心3の出番だ…!
ヒメカトリア「むむむ…こ、これは…!?」
ヒメカトリア2D6+3 = [6,3]+3 = 12
GMヒメカは特に変わった様子はないと思いました。
ヒメカトリア「…どこからどう見ても足跡ダナー。ナブラ、なんかわかる?」
GMでは記念すべき初めてのダイスロール。どうぞ。
ナブラいざ。
ナブラ2D6+10 = [4,4]+10 = 18
ヒメカトリア流石の心10様。出目自体はこっちの方が上なのに、遠く及ばない…ッ!
GMナブラが足跡の行方、挙動を見ていると、この周辺の植物を色々と物色していて
この場がこれらの足跡の目的地になっていると推測出来ました。
ナブラ「…うーむ、足跡の終着点はここになっているようだ。」
ヒメカトリア「ほぅほぅ…つまり…どゆこと?」
ナブラ「…簡単にいえば、この地点に『何か』あるということじゃな。」
ヒメカトリアんー…じゃあ、ヒメカさんは、植物や足跡に限らず
何か落ちてないかとかを探してみます。
GM技でどうぞ。
ヒメカトリア2D6+10 = [4,2]+10 = 16
GMヒメカは周囲の植物に色のついた紐が結ばれている事に気がつきます。
ヒメカトリアあれ?魔力感知が本命で、技判定では絶対なにも出ないと思ったのにw
ヒメカトリア「お…?…おーぅ…?なんだろ、この紐…。」
ナブラ植物に関する判定をできますか?
GM植物の種類が知りたければ知識判定です。
ヒメカトリアナブラさんは親父さんの話をよく思い出してみよう。
マナの草とはどういうものであるか…。
ナブラマナかどうかを知るので賢者の瞳を使います。
GM植物の種類鑑定せずに賢者の瞳ね。
ナブラはい。(MP5/5→4/5)
GMナブラが賢者の瞳で周囲を観察してみると、周辺の植物に魔法力は感じられず
ここにはマナの草は無いと断定出来ます。
ヒメカトリアまさかの技判定が本命だったでござるの巻。
私の助言で無駄にMP使わせて申し訳なく…。
ナブラ結構結構。
GMまぁマナの草はここじゃなくてもうちょっと遺跡の近くにあるという事でしょうね。
ヒメカトリアうーん…とりあえずナブラさんに紐のついた植物を見てもらいたい。
ヒメカトリア「ナブラー?これちょっと見てくんない?」
ナブラ「はいよー。どおした、小娘。こっちはあてが外れてのオ…。」
ヒメカトリア「なんか紐が結んである草があんだけど…これ、なんだろ?」
ナブラ「紐はどうなってる?」
ヒメカトリア「どうもこうも…結ばれてるだけっぽいけど?」
GM茎とかに結びつけてあって、いかにも何かの目印って感じ。
ヒメカトリアここで植物の種類の判別のための知識判定かな。
もし薬草(定価100sp)だったりしたら儲けもの…!
GMどうする?
ヒメカトリア植物を調べます。っていうか調べて下さい、ナブラさん。
ナブラ提案を受けて知識判定します。
ヒメカトリアいや一応は私も振るけど…心3は辛いでござる。
ヒメカトリア2D6+3 = [5,2]+3 = 10
ヒメカトリア(アカン)
GM植物を凝視していたヒメカでしたが何もわかりませんでした。
ヒメカトリア「なんの草だろうねぇ、これ。」
ナブラ2D6+10 = [4,3]+10 = 17
GMナブラはこの植物が薬草の一種であると判別できました。
しかしこの植物は葉の部分に薬効がある種で、既に採取されているのか
今これを摘んだとしても実用に足る程の量は見込めません。
ナブラ「うーむ。薬草の一種じゃが、効果のある部位は採取済みじゃな。」
ヒメカトリア「えぇー…?くぁー…誰だよ、勝手に摘んでくなんて…アタシの薬草が…。」
ヒメカトリア※ヒメカさんのではありません。
ナブラ「誰かが、印をつけたんじゃろうな。」
ヒメカトリア「なーるほどね。ま、そんじゃこんなもの見てても仕方ないし、そろそろ先に進む?」
ナブラ「そうじゃな。足跡が、向こうから来ているなら、そっちへ行くのはどうだろう?」
GM足跡は分散してて、貴方達の目的地とはちょっと方向が違いますね。
ヒメカトリアあっ…ヤバい。これヒメ的には遺跡に向かうのとか、もうどうでもよくなってて
足跡を追う方が面白そう!っていう流れだ。
ヒメカトリア「ふむふむ…いーんじゃない?
 何かあるかもしんないし、面白そうだからそっち行ってみようか♪」
ヒメカトリア本当なら、遺跡に向かわなくていいの?的なことを言うべきなんだけど
ナブラさんが遺跡に向かう意思を見せない限り、このまま脇道ルート入りマース。
ナブラ「いや待て。余計な道草を食うのはよそう。」
ナブラと考え直したふうにヒメカに伝えます。
ヒメカトリアOKOK。まあ、これで遺跡に行ったら何もなくて
脇道ルートがアタリだったっていうこともあり得るけどw
GMお試しセッションですから、今回。
ヒメカトリアア、ハイ。
ナブラ「この辺りには何もないようだから、先へ進もう。」
ヒメカトリア「えー?…あ、いやでも、そういえばアタシ達って
 まだマナの草1本も見つけてないっけか。」
ナブラ「そうじゃ。銭が欲しいとは思わんか。」
ヒメカトリア「しょーがないなぁ…ま、それじゃ先を急ごっか。」
ナブラ「よしよし、いい子だ。」
ヒメカトリア「ご飯食べれないのは困るかんね。」
ヒメカトリアヒメ的にはそれでも脇道に逸れたかったのが本音だけど
ご飯食べられないのは大問題だから今回はそれで納得したっていうことで…w
ナブラナブラ的には、誰かの手が入った薬草が気になってはいたが
それよりも金の匂い(マナの草)優先でどうでもいい、ということで。
GMでは先に進みます?
ヒメカトリア進みましょう。
ナブラ「ではいくぞ。」
貴方達二人が得心を得て、森を暫く進んで行くと、少し木々が晴れた場が目に入ります。
すると【賢者の瞳】の効果が続いていたナブラは、周辺の草から魔力を感知する事が出来ました。
ナブラ「おお、草が魔力に溢れておる。目的地はここに違いない!」
ヒメカトリア「おっ、やったね♪そんじゃ、ささっと仕事終わらせて、早く帰るとしよっか。」
GMヒメカちょっと技判定どうぞ。
ヒメカトリアおっと…?
ヒメカトリア2D6+10 = [1,5]+10 = 16
GMヒメはふと視線を感じました。
ヒメカトリアぅぁー…戦闘はまた帰り道だろうと思ってたけど、ここで来るのか。
ヒメカトリア「!?…気をつけて!なんかいる!」
ナブラ「なんだと!?」
GM2人が耳を澄ませると、声が聞こえてきました。
[GM]???「ゴブゴブ…。」
ナブラあら。じゃゴブリンが管理してたのかしら薬草。
ヒメカトリア紐を結んでおくような知能があるかなぁ…。
いやシャーマン先生でもいれば、それもあり得るか。
[GM]???「ゴブ…。」
ヒメカトリアこれ、PL視点ではどう考えてもゴブリン以外の何者でもないけど
声だけでゴブリンだってわかっておk?
GMどんな言語で喋っているのかは知識判定です。
ヒメカトリアdesuyone-、じゃあ判定を。
ナブラ2D6+10 = [5,2]+10 = 17
ヒメカトリア2D6+3 = [3,1]+3 = 7
ヒメカトリア一桁w
GMナブラにはそれがゴブリン語であることがわかり、内容も理解できます。
ヒメカトリアポピュラーな妖魔であろうゴブリンの声もわからないって
改めて考えると、結構、相当な気はするなぁ。
GMゴブリンかどうかの調査からやった経験あるからね、これはちょっと仕方無いね。
ヒメカトリアそれだけ心3は(悪い意味で)凄まじいっていうことでw
GM声の方向を見やるとホブゴブリンが1匹いました。
[GM]ホブゴブリン「ゴブゴブ…。(何見てるんだぁ~…?)」
ナブラ「ホブゴブリンが…。」
ヒメカトリア「!?…ホブゴブリン…だと…!?」
ナブラ「『何見とるんじゃい』と…。」
ヒメカトリア「…ガラ悪いな…って、そうじゃなくて!ちょっとヤバくない?」
GMヒメもその言葉にホブゴブリンの姿を確認したって事で。
ただし判定には失敗したので何を言ってるかは当然わかりません。
ナブラ「お前はわしの護衛じゃ、ヒメカ殿。死に水は取ってやるから安心せい。」
ヒメカトリア「ぐっ…楽な仕事だと思ってたら、これだよ…ったく!」
ヒメカトリアいるのはホブゴブリン1体だけ?
GMうん、他に気配はないね。
ヒメカトリア…っていうか、敵意はある感じ?
GMある。
ヒメカトリアdeath yone-
GM植物ばっかりみてたナブラだけど、顔の方向が偶々ホブを向いちゃって
それであっちから絡んで来た感じですね。
ナブラマジか。じゃあ、ヒメの後ろに回ろうとします。
GMヒメを狙おうとはしてないから、ヒメは全力ダッシュすれば安全安全。
ヒメカトリアしかし護衛であるがゆえ、戦わざるをえない…ッ!
ふざけたキャラだけど、仕事は仕事として一応ちゃんとやるから…ッ!
ヒメカトリア「ど、どうすんの?ヤんの?」
ナブラ「ここであきらめてたまるかッ。」
ヒメカトリアそこまで生と死の瀬戸際みたいなセリフ出さなくても、1体だけなら…w
ヒメカトリア「仲間はいないのかな…?よっし、ホブゴブリン1体ぐらいなら…。
 腹をくくって、ヤったるか!」
ヒメカトリアあ。でもコレ、アレですよね。ナブラさんはゴブリン語の理解に成功したから…。
ヒメカトリア「…あ、でもナブラ、言葉わかるんなら、話し合いで解決できない?」
[GM]ホブゴブリン「人間、死ねゴブッ!」
ヒメカトリア(アカン)
ナブラ「だめじゃ、諦めて腹を括ろう。」
ヒメカトリア「ちっ…しょーがない、行くよ!」
ヒメカトリアっていうか、いかんせんホブやからね。
話し合いができるだけの脳ミソが、そもそもないこともあるよね、うん。
GM「違うんです!人じゃありません!ドワーフなんです!信じてください!」
とか言っても「うっせー死ね」って感じになる事でしょう。
ヒメカトリア戦闘回避は無理、と。
ナブラドワーフと人間の区別もつかない知能ってことですね。
GM脳筋ですからね。
ヒメカトリアホブは本当、あたまわるいから…ヒメカさんといい勝負です。…アレ?
GMではファイッ!
【ホブゴブリンとの戦闘】
GMラウンド1。ヒメからどうぞ。
ヒメカトリアあ、ホブゴブリンとの距離は?
GM1D6*10 = [4]*10 = 40
GM結構あった。40mってことで。
ヒメカトリア遠いな…あ、屋外では原則として一度に50m移動可能です。
移動後に行動する場合はその半分(*編注)まで。
[*編注]完全に誤り。詳しくは後の展開を参照。
そして眠りの雲を含む、大半の遠距離魔法の射程は20m…。
ナブラナブラはMP残り4ですね。
GMMP4だね。
ヒメカトリアさて、どうしよう…もしナブラさんが眠りの雲を撃ちたかったら
ヒメカはこのラウンドは待機になるけど…?
ナブラ魔剣をかけてヒメカが迎撃する。
ヒメカトリアそれじゃあヒメカはホブゴブリンに接敵します。
GM40m移動しました。OK?
ヒメカトリアあ、待機して向こうから来るのを待つ手もあったか…まあいいや、OKで。
[GM]ホブゴブリン「お、やる気かゴブ!」
GMではナブラ。
ナブラ20メートル接近してヒメカに魔剣をかけたいです。
GM移動行動は10mまでです。
ヒメカトリアなん…だと…?
GM10mまでですよ。
ヒメカトリアえ?あれ?半分までじゃ…あれ?
ナブラなんだと。
GM半分ではなくて、1/5です。
ヒメカトリアごめんなさいごめんなさい、ちょう嘘いいました。
ルールを確認してみたら、10mまででした。
ナブラOK、ではただ20メートルまで接近します。
ヒメカトリアごめんなさい…orz
GMではホブの行動。
[GM]ホブゴブリン「なんだゴブ、この小娘、この俺とやる気かゴブ?」
GMヒメを狙って攻撃してきます。
ヒメカトリア回避で。
ヒメカトリア2D6+10 = [4,4]+10 = 18
GM回避成功。
ヒメカトリア「ふふん!当たんない…よ!」
[GM]ホブゴブリン「ゴブッ!?」
GMではラウンド2。ヒメの反撃からどうぞ。
ヒメカトリアここは…会心の一撃で!
ヒメカトリア「くらえ!」
ヒメカトリア2D6+10+1 = [6,5]+10+1 = 22 * クリティカル *
ヒメカトリアキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
GMホブゴブリンに8点入ります。
[GM]ホブゴブリン「ゴフブッ!?」
ヒメカトリア「どうだ!」
[GM]ホブゴブリン「なっ、なんだこいつゴブ…。」
ナブラ「でかした、ヒメさん。」
GMではナブラ。
ナブラ予定通り、ヒメカに魔剣で。(MP4/5→3/5)
GMキュピーン。ヒメカのロングソードが魔剣付与されます。
ヒメカトリアうーん、韋駄天もアリだったと思うけど、魔剣なら(当たれば)次で決められるし…。
むしろここで敢えて魔法の矢で高ダメージをなんとか出してもらって
それで決まっちゃえばなかなか劇的だったけど…まあいいか。
ヒメカトリア「あんがと!さあ決めるよ!」
GMホブの行動。ヒメを狙います。
ヒメカトリアもちろん華麗に回避で。
ヒメカトリア2D6+10 = [1,6]+10 = 17
GM回避成功です。
ヒメカトリア「さあさあ、どうしたどうした!」
[GM]ホブゴブリン「あ…当たんねぇゴブ…。」
GMラウンド3。ではヒメ。
ヒメカトリアよし、まあ、じゃあ攻撃で。
ヒメカトリア「トドメだあ!」
ヒメカトリア2D6+10 = [2,5]+10 = 17
ヒメカトリアダイス目が安定しすぎてて逆に怖い。ミリア病とは何だったのか。
GM命中。ロングソード(AT4)+魔剣で6点ダメージ。
[GM]ホブゴブリン「うぼあっゴブッ!」
ナブラ「どうだ?」
ヒメカトリア「やったか!?」
GMホブゴブリンは吐血して倒れ、そのまま暫く痙攣したかと思うと、動かなくなった。
ヒメカトリア「…え?あれ?やったの?え?
 『やったか!?』って言った時は起きてくるもんでしょ~?
 ………し、死んでる…。」
【ホブゴブリンとの戦闘に勝利した】
ヒメカトリアホブゴブリンって聞いてちょっと焦ったけど、終わってみれば無傷で完勝。
大抵の妖魔は単体ならそんな怖くないわけか…一部例外を除けば。
ナブラ魔剣使わないでもよかったなと思ったり。まあやってみたかったんですが。
ヒメカトリア抵抗されようが最悪でも2点は入るから、どの道ヒメカさんの攻撃で決められたし
あそこは魔法の矢を撃ってもらうべきだったとちょっと後悔。
ナブラ「お疲れ、ヒメカ。さて、草取りをするぞ。」
ヒメカトリアうーん、いや。
ヒメカトリア「…草取りの前に、ちょい待ってくんない?これ、使えるかも…。」
ヒメカトリアホブゴブリンから素材採取しとく?
ナブラそういうのもあるんですか。
GMありますね。
ヒメカトリア武器の改造に使ったり、アイテムの作成に使ったり。選択ルールですけどね。
ナブラ一応やります。でも判定はヒメカでいいですね。
ヒメカトリアですね。ではホブゴブリンからの素材採取を行います。
ナブラ「ふむ、手伝おう。手早く終わらせんといかんしな。」
ナブラ(役に立つとは言っていない。)
ヒメカトリア「ま、本命の草むしりも待ってるかんね。
 そう時間は取んないから、ちょっと待ってて。」
GM技判定で
 12以下0枚 13以上2枚 14以上4枚 15以上6枚 16以上8枚
 17以上10枚 18以上12枚 19以上14枚 20以上16枚
の小さな爪が手に入ります。
ヒメカトリア2D6+10 = [3,2]+10 = 15
ヒメカトリアここで期待値割れ…ッ!安定とは何だったのか…ッ!
GM終わり安ければ全てよし。
ヒメカトリア…まあ[1,1]を引かなかったから、伝説にはほど遠いっていうことでw
GM続いて、技判定で 15以上で2d6本 緑色の体毛をゲット。
ヒメカトリア2D6+10 = [1,4]+10 = 15
ヒメカトリアあぶなww
GMほう、やるじゃん。続いて数判定をどうぞ。
ヒメカトリア2D6 = [5,2] = 7
ヒメカトリア期待値ど真ん中…ッ!
GMおめでとう。小さな爪6個と緑色の体毛7本をゲット。
ヒメカトリアまあまあ、っていうことにしておこう、うん。
ヒメカトリア「よし、こんなもんかな。」
ナブラ「ようやったのお。」
ナブラとヒメカをねぎらいます。
ヒメカトリア「アタシもあんま得意じゃないんだけどね~。
 上手い人なら、もちょっと綺麗に解体(?)できそうなもんだけどさ。」
GMはい、ではナブラはマナの草採取の時間ですね。
ナブラはい。
ヒメカトリア「じゃ、草むしりと行きますか。どの草を引っこ抜けばいいの?」
ナブラ「そうだな…。」
ナブラえーと賢者の瞳は切れてますよね。
魔力感知か賢者の瞳をかけ直す必要がある?
GM魔力感知は初回MP消費0です。しかも1時間持続します。
[編注]魔力感知は正式実装前で、この時点での仕様。本セッションは魔力感知の運用テストも兼ねていた。
ヒメカトリア…そーいえばそういうルールもあるんでしたね。
ナブラじゃあそちらで。MP心許ない。魔力感知を使用します。(MP3/5→3/5)
ヒメカトリア流石にこれ以上の戦闘があるとは思いたくないけど…w
GMナブラが魔力感知を発動すると、周囲の植物から魔法力を感じ取る事が出来ます。
ナブラそれでマナの草を採取します。
GM何本採取出来るかは心判定の目標値で決定します。
ヒメカトリアoh...収穫数、判定で決まるのか…。
GMある種の運だけど、心で今回は決めるわ。幸運値って今回採用してないしね。
ナブラ魔術師補正ありますか?
GM無し。幸運判定に近いからね。マナの草が何本あるかっていう話じゃし。
ナブラOk
GM心目標 14以下1d6+1本 15以上2d6+2本 20以上3d6+3本
ヒメカトリア「どう?どう?どんぐらい生えてんの?」
ヒメカトリア頑張れ…ちょう頑張れ…!
ナブラ「そう焦るな、魔力の判別が微妙なのだ。」
ヒメカトリアここで[1,1]引いたら綺麗にオチがつく、なんて思ってないよ?
GMそれフラグ。
ナブラ「よーし、これとこれとこれだッ!」
ナブラ2D6+10 = [3,1]+10 = 14
GMあっ。
ヒメカトリアoh...い、いや、まだだ…まだ1d6+1の判定がある…!
GMそうだ!まだ諦めちゃいけない!
ヒメカトリア[1]引いたら美味しいなぁ、なんて思(ry
ナブラ「むむむ、雑草と区別がつかんわい。」
ナブラ1D6+1 = [5]+1 = 6
ヒメカトリアおおー、良い数字だ。
GMおめでとう。6本ゲット、うち2本は紹介料に充てて、残りが1人200sp換算ですね。
綺麗に初心者セッションの報酬らしい数値になった。ナイス判定。
ナブラですね。
ヒメカトリア14を引いた時はどうなるかと思ったけど、これはこれで綺麗に落ちましたね。
ナブラ個人分は2本でも200spでもいいですね。
GM売っても良いし、保存して今後利用でもいいです。
マナの草ってちょっとレアだし、素材にもなりますんで。
ヒメカトリアまあ、私は売却の方向で。ドワ斧のためにsp貯めなきゃいけないし。
ナブラ仲介料は支払い済みなので、現時点で私の取り分はマナの草4ですよね。
GMですね。
ヒメカトリアああ、…あー、そういう考え方もアリですね。
ナブラでは1本売却します。3本は持っておく。
GM了解です。
ヒメカトリア(手堅い)
GMでは戻りますって事でいい?
ナブラはい。
ヒメカトリア「よっし、これで全部?なら、帰ろっか。」
ナブラ「うーむ、意外としけとるのオ。」
ヒメカトリア「大量大漁で小金持ち、とは行かなかったけど、ま、こんなもんっしょ。」
ナブラ「そうだな、こんなもんだな。ハハハっ。」
貴方達二人は目当ての物を手に入れた事に満足して帰路に就きました。
途中薬草エリアで村長の息子のトーマスと名乗る男と出会い
「この辺の薬草は村で管理していて、定期的に採取している。」
と教えて貰いましたが、それはまた別のお話。
リューンの片角の牡鹿亭へと辿り着くと、夕食の支度を済ませた親父が迎えてくれました。
今夜は良い晩飯にありつけそうです。
「『魔法の草』買います」
- f i n -

【獲得報酬・アイテム・経験点】
ヒメカトリア ナブラ
 200sp
 小さな爪×3 緑色の体毛×3
 ナブラの護衛に成功した(+2)
 100sp マナの草×3
 小さな爪×3 緑色の体毛×4
 賢者の塔に貢献(マナ草の採取)(+2)

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